JATCO

エンジンで発生する動力で前輪を駆動する“前輪駆動車；FF車”と後輪駆動車；FR車”でトランスミッションの場所は異なります。 前者は、エンジンの横に置かれています。又、後者は、エンジンの後ろ側に置かれています。

エンジンは回転数が変化しても発生する駆動力の変化が少ない特性をもっています。　 そのため、ATで自動的に変速させることで、低速で力強い走り（1速など）や比較的小さな駆動力で早く走る（4速など）ことができ、様々な運転シーンに合わせた最適な走りを実現します。

FF/FR車や、変速の機構、段数で異なりますが、約300～約500点の部品から構成された非常に精密な機器です。

通常は、交換する必要はありません。車種によりATのオイルを交換したほうが良い場合もありますので、車両販売会社にご相談の上、純正のオイルに交換することをお勧めします

従来のATは決まったギアしか使えないため、エンジンの回転数の変化が大きく、燃費の良い領域での連続走行が困難です。それに対しCVTは、エンジンの燃費効率の良いところを外さないで走れ、連続的無段階に変速できるため、変速時の駆動ロスが無く、スムースな走りができます。 又、エンジンとミッションを直結するロックアップを、ステップ式ATより低い車速で働かせることができます

当社は、スチール製のベルトを採用しています。　ベルトとプーリーとの接触面は耐久性に優れており、無段階で変速させる際の油圧制御などの先進技術により、クルマの寿命まで安心してお使いになられます。そのため、通常の使い方では、交換の必要はありません。 既に、累積2140万台以上の全世界のお客様にお使い戴いています。 （2014年3月末時点）

当社は、1997年にCVTを開発・量産化に成功してから、7番目の開発商品となるためです。